Q入社までの経緯は?
父に誘われて、流れで決めました。
前職はアパレルのショップ店員で、東京で働いていました。新潟に帰ってくるタイミングで、父親から「うちに入れるよ」と言われたのがきっかけです。
帰ってきてからバイトをしていたんですが、給料も少なかったし、何かやりたいことがあったわけでもなかった。だから流れで入社した感じです。
父親が同じ会社で働いていたので、夜に出て朝帰ってくるというのは知っていました。工場勤務の時に夜勤を経験していたので、そこへの抵抗はなかったです。鉄道の仕事が具体的に何をやるのかは全くわからなかったですけど。
面接で社長に最初に言われたのは「うちの仕事は危ない」でした。危険だから勝手な行動は絶対ダメだ、ということをまず伝えてくれました。入る前にそれを正直に話してくれる会社なんだと思いましたね。
Q仕事当初の印象は?
体が細くても慣れたらちゃんとできます。
入社直後の研修は、先輩とマンツーマンで3〜4日間です。事務所の中に模型の線路があって、枕木に釘を打つことやタンパという砂利を締める作業など、どの現場でもやる基本から始めます。
道具は全部重いです。一つ一つがマジで重いなと思いました。ただ、体格が細い人でも全然働けているので、体の大きさよりも慣れとコツだと思います。実際うちの会社にも体が細い人はいます。
安全面で一番叩き込まれたのは「指示があるまで線路には入るな」ということです。上の人が「入っていいよ」と言うまでは、たとえ入れる時間になっていても絶対に入らない。それを守らないと最悪列車が来ます。徹底的に覚えました。
夜勤のリズムはわりとすぐ慣れました。工場でやっていたのもあって、最初からそんなに苦ではなかったです。ただ何年やっても帰宅後は眠いです。それは慣れというより、夜に寝ていないので人間として眠くなるという話だと思います。
Q夜勤の仕事のリアルは?
朝帰ってきたら子どもが起きていて、夕方に保育園へ迎えに行きます。
朝6時頃に帰宅すると、子どもが起き始める時間に間に合います。保育園の準備を一緒にして、8時頃まで子どもと過ごしてから就寝。午後4時頃に起きて夕食を準備し、保育園に迎えに行って、子どもを寝かしつけたら8時頃。夫婦でご飯を食べてから少し仮眠して、また出勤という流れです。
昼間に働いている人と生活時間は全然違いますが、それが不便かというとそうは思っていないです。平日の日中に動けるのは普通に便利です。独身の頃は帰宅後すぐ寝て、午後1〜2時に起きてから出勤まで自分の時間がありました。趣味がある人には向いていると思います。
仕事で達成感を感じるのは、難しい条件が重なった現場でも時間内に終わらせた時です。道具が入れにくい場所だったり、やりづらい状況が続く時でも、ちゃんと終わらせられた日はやってよかったと思います。
嫁さんに仕事の話をした時に「すごいね」と言われて、改めて自分がすごいことをやっているんだと気づきました。慣れてしまうと見えなくなるんですよね。
正直に言うと、人数がもう少し増えると助かります。「ここにあと一人いれば」という瞬間が結構あって、それが今一番感じることです。
職場の雰囲気については、暗いイメージを持っている人もいるかもしれないですが、めちゃくちゃ明るいです。30代後半〜40代の先輩たちが中心なんですが、ギャーギャー言って盛り上がっています。休みの日にバーベキューしたり、バイクや釣りで集まったりもする。自分が会社で最年少なんですが、ついていくのが大変なくらいイケイケです。
Q応募を検討している方へ
まず応募して、やってみてほしいです。
中身が分からない仕事なので、まず応募してやってみてほしいです。最初の筋肉痛とか、しんどさは慣れます。「意外と時間あるじゃん」「意外とやれるじゃん」と感じると思うので、迷っているなら動いてみてほしいです。
わからないことをすぐ聞けて、指示通りに動ける人です。体力は後からつくので、最初は細くても大丈夫です。趣味がある人は時間を作りやすいので、この仕事の生活リズムが合うと思います。
現場のミスは他の人にも影響することがあるので、気持ちの切り替えが大切です。ただ周りが明るい人たちなので、「すみません」と言える人なら自然とフォローしてもらえる環境です。