Interview

自分たちが働くことで、 電車が走ります。

Hさん

Hさん 現場作業員

在籍年数
5年(2021年入社)
前職
ホテル業・バーテンダー

Q入社までの経緯は?

コロナをきっかけに転職しました。

前職はホテルとバーテンダーです。コロナでお客さんが減って、ホテルに残るか系列に移るかやめるかという状況になりました。給料もそんなに良くなかったので、全く違う仕事に移ろうと思いました。

知人から「大矢組が人を探しているらしい」と聞いて応募しました。夜勤があることも、線路をいじる仕事だということも、その時点でなんとなく聞いていました。

バーやホテルで夜遅い時間の仕事をしていたので、夜勤への抵抗は特になかったです。「じゃあまあ応募してみようか」という感じで決めました。

面接は社長との一般的なやり取りで、夜勤は大丈夫かなど普通に聞かれた記憶があります。鉄道の仕事が具体的にどういうものかは、正直その時点ではほとんど想像がつかなかったです。

Q仕事当初の印象は?

現場に出てみないと分からないことがある。

研修は1週間程度、先輩とマンツーマンでした。道具の使い方や安全ルール、線路の種類など基本的なことを教わります。ただ、現場に出てみないと分からないことの方が多くて、研修でわかるのはほんの入口だと思います。

安全で印象に残っているのは、右と左のレールを金属でつないではいけないというルールです。つないでしまうと通電して踏切が鳴り出す。こういう具体的なルールを最初に覚えます。

Q夜勤の仕事のリアルは?

自分たちが働くことで、電車が走ります。

夜勤の生活リズムについては、自分は全然気になりませんでした。普通の人は朝起きて夜寝るというサイクルで、自分はそれがずれているだけだと思っているので、特に抵抗はなかったです。帰宅後はシャワーを浴びてご飯を食べて8〜9時には寝て、夕方に起きてからまた出勤という流れが、今は自分のリズムになっています。

この仕事でやりがいを感じる瞬間を聞かれると、正直難しいと思っています。鉄道が好きでやっている人なら違うかもしれないですが、自分はそういうわけでもない。ただ、責任はすごくある仕事だとは感じています。

電車に関わる仕事なので、作業中の安全も、翌朝ちゃんと走らせることも、自分たちの行動にかかっている。その責任感は常にあります。

成長で一番実感しているのは体力です。ホテルやバーといったサービス業しかやってこなかったので、入社前は力が全然なかったです。握力が30もなかったと思いますが、今は50くらいになっています。プライベートで特に鍛えているわけではなく、仕事を続けてきた結果です。

正直に言うと、きつい部分もあります。昼間に仕事があって、夕方いったん帰宅してから夜また出勤するという日が年に数回あります。それは体にこたえます。大雪の時の除雪作業は、降り続けると本当にきついです。踏切をスコップで掘り続けて、明けても次の夜にまた出なければいけない状況になることもある。それは正直しんどいです。

Q応募を検討している方へ

まず来てみてほしいです。

線路があって電車が走っているのは誰でも知っているけど、どんな仕事でそれが維持されているかはほとんどの人が知らないと思います。知らない世界に入ることになりますが、それは世界が少し広がるということだと思います。まず来てみてほしいです。

こんな人が向いてそう

コミュニケーションが取れる人だと思います。チームで動く仕事なので、わからなかったらすぐ聞く、ということができる人の方がうまくやっていけます。

仕事で気をつけること

「これくらいいいだろう」と自分で判断して動いてしまう人は、この仕事では事故につながります。電車に関わる仕事なので、大雑把すぎる行動は気をつけてほしいです。